ムスコ氏の将来について考えた時、渡部伸先生の本を読み、勉強しました。
学んだことを忘れないように、備忘録も兼ねて記しておきます。
親亡き後の生活費はどうなるのか
やはり、一番気になったのはお金のこと。
ただ、ムスコ氏は知的障害が重く、
おそらく障害基礎年金の要件に当てはまるので、
何らかのサポートは受けられるとは思っています。
参考リンク:障害年金(日本年金機構)
また、『グループホームなどの障害者が入居できる施設は、
入居者のもらっている年金の範囲内で運営しないといけないそうで、
基本的には、受給できる年金でまかなえるはず』とのことでした。
(ムスコ氏がお世話になっているデイケアより)
障害年金の受給要件が変わったら
とはいうものの、将来的に受給できる要件が厳しくなる可能性もあるので、
念には念を入れて準備したいとも思っています。
障害者扶養共済制度
そこで、我が家は、渡部伸先生の本にあった、
『障害者扶養共済制度』を利用することにしました。
参考リンク:障害者扶養共済制度(厚生労働省)
参考リンク:心身障害者扶養保険事業
「障害者扶養共済制度」は、障害のある方を育てている保護者が毎月掛金を納めることで、保護者が亡くなった時などに、障害のある方に対し、一定額の年金を一生涯支給するというものです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000195619.html
少しだけ節税になる
この制度が良いのは、
iDecoなどと同じく、小規模企業共済等掛金控除として
税金の控除にも使えるところです。
参考リンク:小規模企業共済等掛金控除(国税庁)
微々たるものですが、
実質、掛金の負担が軽くなるのでありがたいです。
支給される額
私たちが始めた時は、
1口につき、ひと月2万円の年金が支給されるとのことでした。
(最大2口、月4万円まで。)
ただ、共済の運営状況によっては、金額が下がることもあり得るので、
これも確約されたものではないようです。
子の将来への不安は尽きない
不安に思い始めるとキリがないですが、
今のところは、障害年金と障害者扶養共済制度の二段構えで
備えておこうと思っています。
渡部伸先生の本を読んで、たくさん遺してあげることよりも、
親が生きている間に、たくさんの思い出を残してあげることも大切だと感じたので、
ムスコ氏が「楽しい、幸せだ」と思えるような毎日にできれば一番だと思います。
子供が健常であろうとなかろうと、親亡き後に絶対的な保証なんてないので。
今を大切にして頑張りたいです。
まあ、怒ってはしまいますが…。
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